読了26「1%の人が知っている99%勝てる株が見つかる本」
「99%勝てる!」とか大それた題名の本最近多いですよねぇ
ちょうどこの本を買おうとしていた時は大型株にちょっと興味があって、手を出すためになにがいいかな~~と探していたところ投資家の友人が教えてくれた一冊でした。
タイトル的に99%勝てる!とか1億円作れる!みたいなの、私はうさん臭くてあまり好きになれないたちなんですが他にあてもなかったのでとりあえず購入だけして最近まで積み本となっていました。笑
増収を続けている企業を買え!というグロース本なら必ずと言っていいほど書いてあるようなことも多かったのですが私が注目したのは配当と上値目途に関しての記載があったこと。
日本株の配当利回りの平均利回りを2018年で1.6%、対象の銘柄の利回りが4.8%だった際の目標株価は3年でそこまで上がるまでの時間軸は7年程度を見ている、といった具合のことが記載されていました。
7年間も待って3倍は少しばかりしょっぱくない?と強欲なことを考えつつ(笑)単純ながら配当の利確ベースのことについての記載があったのは素直に参考になるなあと思って読んでいました。
他にも配当と内部留保の関係性だったり、グロースを扱ってばかりだった自分にはなかなか参考になる本だったかなと思います。
まぁ全く参考にならなかった本って今まであんまりないから参考になる!ばっかり言ってる気がするけども。笑
いいんです。読めば何かしら思うことがあればそれは参考になってるんです。
99%とは言わずとも70%くらい勝てる株が見つかるようになればいいなぁってね
ではではではでは
読了25「真のバリュー投資のための企業価値分析」
最初のほうはすごい勉強になったけど後半になるにつれて難しく...
もう少しバリューの勉強を進めてからもう一度読みたいと思った一冊!
コロナはやり始め真っ只中に投資を始めて、私自身一年半ほど退場せずにやってこれました。
今まではグロース株を中心とした投資で何とか利益を出してやってこれましたが海運株、鉄鋼株の大幅な株価上昇や高配当株の注目度アップなど、どちらかというとTHE・グロースな銘柄よりも割安で大型、高配当な銘柄が注目され始めていると感じています。
というわけでほぼほぼグロースの知識しかない私は急いでツイッターで有名投資家さん(だれか忘れたw)がお勧めされていたこの本を購入し、時間をかけて読んできました。笑
割安の定義や金利との関係性、DCF法の説明や参入障壁の話まで書いてくれているので企業の価値の測り方を知るにはすごく勉強になる一冊でした。
しかし一つ読んでいて問題が、、、
計算式が多すぎて理解できない!!!!
途中からまるで数学Ⅲを勉強しているような錯覚に陥りました。笑
バリュー本としていきなり手を出すには少しハードな本だったかも。
「賢明な投資家」より自分は読みやすかったですが。
もう少し簡単な部分の理解を深めてからもう一度読み直したほうがいいかもしれません。
なんかいい一冊ないかな~ってね
それでは
読了24「コンサル一年目が学ぶこと」
コンサルというより社会人一年目に読むと働き方が変わるかも?
久しぶりに前回から早めの投稿ができた気がする笑
私、職業はコンサルじゃなくて経理をなんですが同部署の先輩曰く
コンサル関係なくお勧めとのことだったので珍しく人に勧められて読んでみました。
読んでてこれはためになるな!って思ったのはこれ👇
・感覚的に把握している問題を「数字」に落とし込み「証拠」にする
・相手の期待の中身を把握してそれを超える、期待値が高すぎるなら下げさせる
・相手の指示のあいまいな部分を補い仮説を立ててコミュニケーションする
・ざっくりした資料とは?→資料「1枚」表紙含め「5枚」等、数字で質問する
・事実+だから何なのかという解釈も報告のセットに入れる
・ロジカルシンキングのコツは見出しをつけること
→事実・自分の解釈・推奨アクション
・議事録で重要な4つのポイント-見出しとして最初に設定すべきこと
→決まったこと・決まらなかったこと(持ち越し)・確認が必要なこと
次回に向けてのTODO(だれがいつまでに)
・Excelの小技を覚えて業務効率を上げる
→セルの行と列を入れ替える→「形式を選択して貼り付け」→「行列を入れ替える」
コンサル関係なく議事録の4つのポイントとかあいまいな指示の質問の仕方とか
新社会人にすごくためになる一冊でした!
業務の質問した後なんとなく理解した気になってあいまいな指示でも
「はいっ!」て返事してしまう私みたいなタイプの方、ぜひ読んでみては
いかがでしょうか...笑
ちなみに今ならKindle Unlimitedで読み放題なので登録している方ぜひぜひ(/・ω・)/
読了23「超雑談力 人づきあいがラクになる 誰とでも信頼関係が築ける」
1年ぶり??投資本以外の一冊!📘
いつも通り、お久しぶりです。笑
最近まである投資本を読み進めていたんですが
余りに内容が難解で途中でリタイア。。。
何か気分転換に読みやすい本ないかなーーーっと
思っていた時にこの本に出会いました。
今の仕事柄、女性と関わる機会が多くコミュニケーションのとり方に
絶賛悩んでいた私にはうってつけだ!!と思い迷わずぽちってしまいました笑
本書の内容と個人的感想についてですが、「超雑談力」は
今まで読んできた本の中でも1、2を争うぐらい読みやすかったです。
なにより、雑談のきっかけや話を続けるためのポイントをよくある
会話例を持ち出して説明してくれるので自分の中で腑に落ちやすかった。。
例えば以下のような感じ
○指示代名詞「その人」「その場所」を使わない
→分かりやすく・具体的に・イメージしやすく伝える必要がある
具体的には登場人物には名前と写真を用意してイメージを
わかせると聞いている側は飽きない
○記憶が定着するコツ
→自分なりの言葉で解釈して文章・言葉にする
具体的な行動としては、すぐに人に話す、
話す相手がいなければSNSで発信する
○話を聞くときの正しい姿勢
→「あなたの話に興味があります」ということをアピールする
具体的には聞き流すのではなくメモを取る、もしくは
取るふりをして「熱心さ」をアピール
○会話中に沈黙した時
→慌てて会話を続けない
具体的には多少の沈黙を恐れず、会話のペースとトーンを落とす
会話が盛り上がらないのはニュースや時事ネタなど自分たちに関係のない
話をするからで、自分たちにとっての共通点や近い話題を選ぶ
こうして本を読んであらためて書き出してみると自分が無意識で
できていたこととできていなかったことがはっきりした感じがします。
話したことを忘れてしまう自分には発信力が
足りていなかったことが分かりました。。。
仕事のこととかたまにはブログにしてみようかな。
絶対愚痴ブログになるからやるならチラ裏にでも書いてたほうがイイか_(:3」∠)_
それではまた次回の愚痴ブログで(?)
読了22「テンバガー 10倍株で勝つ」
成長株投資に主題を置いた一冊。
筆者の体験を交えたエピソードがおもしろい!
またまた久しぶりの更新になってしまいました。。
今回紹介するホントは別に投資本の超有名作「賢明なる投資家」をしばらく読んでいたのですが内容が難しく途中で断念したことで、ブログに書くこともなく時間だけが過ぎてしまいました。
タイトルに読了としている通り、すべて読み終わったものだけブログにしているのですがこれからは断念した本についても感想とか書いていこうかしら(。-`ω-)
さて、閑話休題。
本書「テンバガー10倍株で勝つ」はこのブログでも何度か紹介している成長株投資本に分類される一冊であるといえると思います。
よく言われている「企業の大株主は役員関係者」「週足で勢いが強い株価」「時価総額が低い銘柄」等、今まで読んだ本と被ってきている内容が多かった印象です。
他と少し違うかなと感じたのは売上は5年前比で1%でも増収していればOKという、比較的選定基準が優しめであることと、ROEよりROA重視であること、そして割高測定基準として予想PSRを用いているところでしょうか。
予想PSRが2.5倍以下であれば割高ではないと本書では指南されておりますが、業種間によってその値水準には差がどの程度生じるかについては特に書かれていませんでしたのであくまで簡易的な見方の一つとしてとらえる必要がありそうです。
この内容を鵜呑みにして「PSR2.5倍以下!じゃあ買いだ!」という風に飛びつくと業種全体としてPSRが低い銘柄は、市場での評価としてその割安が正当化されているので一概に割安だからと買うことは早計な気がしますね。
個人的にはExcelなどで狙っている銘柄をリストアップ出来たらその業種ごとにPSRを比較できるようなデータを作ってみるのがいいかもしれませんね。
作るのがめんどくさい人はマネックスの銘柄スカウターやバフェットコードで比較したり。
この本に限ったことじゃないですが時代時代で投資手法や市場の評価方法は変化していくものだと思っています。
例えばPER、PBRで評価されていた割安基準がアベノミクス相場が始まったことで割高のハイパーグロースが青天井に株価が上がっていったり。。
逆に世界でコロナが大流行で世界経済への打撃が予見されて今まで上がり続けていた株が大暴落したりね。
何が言いたいのかというと、本書も2013年に初版が発行されたもので、当然その時の状況に沿った内容であることは加味したうえで読まなければいけないわけです。
うまくかみ砕いていいところだけ吸収して今の投資に役立てていきたいですね。
読了21「成長株投資の公理 株で資産を築く8つの法則」
1カ月空いてしまいましたが次はこの本!
ファンダ指標の一般的に見られているところをまとめられている一冊。
ダントツでパフォーマンスが出ているファンダ投資は
どういったところを見ているのか解説されている本です。
予想を超えた上方修正や売上高・営業利益率の成長性を見ろといった
ことが書かれていてこの辺は復習といった感じで読み進めていたのですが
気になったのは次の一文
「クオンタム株はメンタルストップロスを決めておく」
どういうことかというと、損切ポイントを「心の中で」決めておいて
その値段が来たら手じまいをしてくださいと言っているのです。
通常逆指値で損切ポイントを朝から設定しておいてそこを踏んだら
自動的に手じまいできるようにしておくのが一般的だと思うのですが
(少なくとも私はそうしていました)
クオンタム株(スター株)は普通の成長株投資と異なり出来高の少ない
銘柄が多いので逆指値だと大口に振り落とされやすいということを
丁寧に解説してくれています。
ただ気を付けたいのは特に兼業の場合、マーケットのショックが
万が一来た時に俊敏な対応ができないというデメリットがあることです。
20/12/2 現在日経はコロナショックを乗り越え30000円の壁を超えるという
ショック前は誰も想定していなかったバブルに突入しています。
そんな中いつ梯子が落とされるのか、はたまた上がり続けるのか
そんなことはだれにもわからないので私たちにできることはそのもしもに
備えるということだけになるでしょう。
なのでこの本の考え方とマクロ的視点のリスクを回避する中間点として
一部を逆指値で撤退し、もう一部はメンタルストップロスの考え方に
沿って行動するのはどうなのかなと個人的に考えていました。
それではまた次の一冊で✋
出来高と株価の関係性は👇の本でも解説されており大口の仕掛けに
ついても書かれています