読了21「成長株投資の公理 株で資産を築く8つの法則」
1カ月空いてしまいましたが次はこの本!
ファンダ指標の一般的に見られているところをまとめられている一冊。
ダントツでパフォーマンスが出ているファンダ投資は
どういったところを見ているのか解説されている本です。
予想を超えた上方修正や売上高・営業利益率の成長性を見ろといった
ことが書かれていてこの辺は復習といった感じで読み進めていたのですが
気になったのは次の一文
「クオンタム株はメンタルストップロスを決めておく」
どういうことかというと、損切ポイントを「心の中で」決めておいて
その値段が来たら手じまいをしてくださいと言っているのです。
通常逆指値で損切ポイントを朝から設定しておいてそこを踏んだら
自動的に手じまいできるようにしておくのが一般的だと思うのですが
(少なくとも私はそうしていました)
クオンタム株(スター株)は普通の成長株投資と異なり出来高の少ない
銘柄が多いので逆指値だと大口に振り落とされやすいということを
丁寧に解説してくれています。
ただ気を付けたいのは特に兼業の場合、マーケットのショックが
万が一来た時に俊敏な対応ができないというデメリットがあることです。
20/12/2 現在日経はコロナショックを乗り越え30000円の壁を超えるという
ショック前は誰も想定していなかったバブルに突入しています。
そんな中いつ梯子が落とされるのか、はたまた上がり続けるのか
そんなことはだれにもわからないので私たちにできることはそのもしもに
備えるということだけになるでしょう。
なのでこの本の考え方とマクロ的視点のリスクを回避する中間点として
一部を逆指値で撤退し、もう一部はメンタルストップロスの考え方に
沿って行動するのはどうなのかなと個人的に考えていました。
それではまた次の一冊で✋
出来高と株価の関係性は👇の本でも解説されており大口の仕掛けに
ついても書かれています